女優・八千草薫(本名・谷口瞳=たにぐち・ひとみ)さんが24日、すい臓がんのため都内の病院で亡くなっていたことが分かった。88歳だった。
八千草さんは、2017年末にすい臓がんが見つかり、2018年1月に摘出手術を受け、今年2月には「今年に入り、肝臓にもがんが見つかった」と公表し、休養に入った。 また、同6月に発売したフォトエッセー「まあまあふうふう。」(主婦と生活社刊)では、一昨年春に乳がんの手術を受けていたことを初告白。この時点からがん闘病が始まったと明かしていた。
休養に入ったため、今年4月から1年間放送されている、倉本聰氏(84)が脚本を手掛けるテレビ朝日系昼帯ドラマ「やすらぎの刻(とき)~道」(月~金曜・後0時30分)のヒロイン役を降板。代役を、風吹ジュン(67)が務めている。 大阪府出身の八千草さんは、高校在学中に宝塚音楽学校に合格し、1947年(昭22)に宝塚歌劇団に入団。
清純派の娘役として一世を風靡し、在団中から東宝映画などの外部出演をこなし、当時の雑誌企画「お嫁さんにしたい女優」でたびたび1位を獲得した。
57年に宝塚歌劇団を退団。同年、映画監督・谷口千吉さん(07年死去)と結婚して話題に。谷口さんは3度目の結婚のうえ、八千草さんより20歳近くも年上とあって話題や波紋を呼んだ。
退団後は本格的に映像の世界に進出。おっとりした良妻賢母のイメージが強かったが、77年のTBS系ドラマ「岸辺のアルバム」で家族に隠れて不倫する主婦役を演じて従来のイメージを覆し、代表作となった。
97年に紫綬褒章を受章している。
◆八千草薫さん死去、がんで闘病…88歳
http://sp.kozo.tv/
八千草さんは、2017年末にすい臓がんが見つかり、2018年1月に摘出手術を受け、今年2月には「今年に入り、肝臓にもがんが見つかった」と公表し、休養に入った。 また、同6月に発売したフォトエッセー「まあまあふうふう。」(主婦と生活社刊)では、一昨年春に乳がんの手術を受けていたことを初告白。この時点からがん闘病が始まったと明かしていた。
休養に入ったため、今年4月から1年間放送されている、倉本聰氏(84)が脚本を手掛けるテレビ朝日系昼帯ドラマ「やすらぎの刻(とき)~道」(月~金曜・後0時30分)のヒロイン役を降板。代役を、風吹ジュン(67)が務めている。 大阪府出身の八千草さんは、高校在学中に宝塚音楽学校に合格し、1947年(昭22)に宝塚歌劇団に入団。
清純派の娘役として一世を風靡し、在団中から東宝映画などの外部出演をこなし、当時の雑誌企画「お嫁さんにしたい女優」でたびたび1位を獲得した。
57年に宝塚歌劇団を退団。同年、映画監督・谷口千吉さん(07年死去)と結婚して話題に。谷口さんは3度目の結婚のうえ、八千草さんより20歳近くも年上とあって話題や波紋を呼んだ。
退団後は本格的に映像の世界に進出。おっとりした良妻賢母のイメージが強かったが、77年のTBS系ドラマ「岸辺のアルバム」で家族に隠れて不倫する主婦役を演じて従来のイメージを覆し、代表作となった。
97年に紫綬褒章を受章している。
◆八千草薫さん死去、がんで闘病…88歳
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