風見しんごさんが9日、都内で著書「さくらのとんねる 二十歳のえみる」（青志社刊）の発売記念サイン会を行いました。
同書は、9年前に交通事故で亡くなった長女・えみるさん（享年10）との思い出を綴ったもの。 生きていれば今年成人式を迎えていたえみるさんの死に、風見さんやご家族がどのように向き合ってきたのか…などの思いが記されています。 執筆に際し、事故のことを思い出すのはつらくなかったかと聞かれた風見さんは、「事故から9年という時間が経っているんですが、僕ら家族にとっては次の日も9年後も10年後も変わらない。9年の間に幸せなこともありましたけど、どうやっても毎日思い出します」と心境を明かしてくれました。 えみるさんが事故に遭った横断歩道には最近、歩車分離型の信号がついたそう。 そのことを警察官が直接、風見さんご夫妻に報告に来たことがうれしかったそうで、「これで信号が青の間、車は直進も右折も左折もできません」と話していました。 【編集部：ブ】
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