歌舞伎俳優･市川海老蔵(39)が23日午後､亡くなった妻でフリーアナウンサーの小林麻央さん(享年34)について､東京･渋谷のBunkamuraシアターコクーンで会見した｡
同所で自主公演｢ABKAI2017～石川五右衛門 外伝～｣を上演中の海老蔵は､昼公演と夜公演の合間に会見｡黒いスーツ姿で集まった報道陣の前に立った｡ 一礼した海老蔵は､｢きのう夜に､妻･麻央が旅立ちました｣と報告｡ 2日前までは会話をできていたものの､きのうはできなかったそうで､｢息を引き取る瞬間を､私は見ていました｡その時､不思議なんですけど『愛してる』と､彼女はその一言を言って…｡泣いちゃいますよね｡『愛してる』と言って､本当にそれでそのまま､旅立ちました｡愛してる…『る』が聞こえたか､ちょっと分からなかったんですけど､何て言うんでしょうか｡こんなに愛されていたのは…よく分かっていたんですけど､最後の最後まで､愛してくれていたことに…何とも言えませんね｡すみません､なんか｡きのうのきょうで何にも準備ができていなくて｡お見苦しいところを…｣と､こらえていた涙をこぼした｡
【井上公造芸能】
◆海老蔵､会見｢愛してると言って､そのまま…｣
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